大倉忠義「知ってるワイフ」不発の原因はリアルな息苦しさ

公開日: 更新日:

 中には〈ifものなら『世にも奇妙な物語』の1話で十分〉〈夫婦の場面はバラエティーの再現ドラマにしか見えなかった〉なんて手厳しい感想も。「Yahoo!テレビ」の「みんなの感想」でも、約6割が星1つ(星5つが満点=8日現在)の評価だ。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「初回を見た限り、そこまで酷評するものでもなかったのですが、届けたい層に刺さっていなかった感じはしますね」と、こう続ける。

「現実の夫も妻も〈こんなはずじゃなかった〉という思いを抱きながら家庭を維持しているケースがほとんど。でも、初回で描いたその“あるある”が、リアルの結婚5年目ぐらいの層には共感より息苦しさを感じさせたかもしれません。気楽に一緒に見ていられないような……どのキャラに共感し、応援すればいいのか分かりにくかったのではないでしょうか」

 亀井氏はそう指摘しつつ、「フジの木曜夜10時枠は楽しみな枠」と、さらに続ける。

テレビ朝日の“刑事・医療モノ”、TBS火曜夜10時や日本テレビ水曜夜10時の“お仕事+ラブコメ”のように、枠のカラーはある程度、固まっていますが、フジのこの枠は18年の『モンテ・クリスト伯』や、直近の『ルパンの娘』など、数字は伴わなくても一定層に支持されるとがった枠。近年の地上波GP帯ドラマ枠の中では、実験的に攻めてようとしているなと思います」

 再びの“緊急事態宣言”の中、続々と新ドラマが始まるが、その中で「知ってるワイフ」はどんな存在感を見せてくれるのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  4. 9

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  5. 10

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に