高倉文紀
著者のコラム一覧
高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

加藤小夏は若手女優界の“隠し玉” マドンナ的な眩しさ秘め

公開日: 更新日:

 ルックスはクールな印象を与えるが、素顔の彼女は親しみやすく、よくしゃべる、柔和な雰囲気が印象的な人だ。彼女にインタビューで「自分の性格を楽器にたとえると?」と聞くと、「クールに見えるけど、しゃべってみるとそうでもなくて元気な私に似てるので、鉄琴」と答えてくれた(「girls!」vol.49)。

 雑誌取材で初めて会ったときに雑談で誕生日が同じという話をしたことを覚えてくれているようで、彼女からいただいた年賀状には宛名の肩に手書きで「626」と3桁の数字(6月26日という意味)が書いてあった。そういうちゃめっ気も見せる。

 若手女優には黒木華浜辺美波森七菜らのようにクラシカルで懐かしい感じがするタイプもいるが、加藤小夏の場合は、次期朝ドラ「おかえりモネ」でヒロインを演じる清原果耶と並んで、ちょっと未来少女っぽい。たぶん、タイムマシンで少し未来から来た女性の役を演じたら、すごく似合うはずだ。

 混沌とした世の中にあって、明るい未来を期待したいからこそ、彼女のような存在感に新しさを秘めている女優が求められるはずだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず