著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

加藤小夏は若手女優界の“隠し玉” マドンナ的な眩しさ秘め

公開日: 更新日:

加藤小夏(21歳)

 日立ビルシステムやニコレットのCMに出演している加藤小夏は、若手女優界の隠し玉的存在のひとりだ。まだ知名度は高くないが、近い将来に主演級女優としてドラマやCMで引っ張りだこになる可能性を秘めている。3月26日からひかりTV・ひかりTV for docomo・dTVチャンネルで配信がスタートした「取り立て屋ハニーズ」で連ドラ初主演。借金を回収する美人3姉妹の次女役を演じ、アクションにも挑戦している。

 1999年6月26日生まれ、東京都出身の加藤小夏は中学生のときに原宿・竹下通りでスカウトされて、芸能界入り。さまざまなエピソードをミニドラマにして若手女優が演じる「痛快TVスカッとジャパン」(フジテレビ系)に出演して注目を集めたほか、「電影少女」などの作品で知られる桂正和のマンガを実写化したドラマ「アイズ」(BSスカパー!)で好演。2020年に公開された映画「踊ってミタ」ではヒロインを演じた。アパレルブランド「ForWe」のプロデュースも手がけている。

 加藤小夏は、長澤まさみ新垣結衣広瀬すずと同様に、「マドンナ」的なまぶしさを秘めている。彼女がフレームの中に立つだけで、その場所の空気感ががらりと変わり、新しい物語が始まりそうなワクワク感を感じさせる女優だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因