沢田研二の矜持と覚悟 コロナ禍でソロ50周年ライブ大盛況

公開日: 更新日:

 ジュリーこと沢田研二(72)のソロデビュー50周年記念ライブツアー「BALLADE」の評判が上々だ。コロナ禍で延期されていた公演のうえ、いまも緊急事態宣言下での開催のため、客入りを危ぶむ見方もあったものの、蓋を開ければ5月28日の東京国際フォーラムは5000人のキャパがほぼ満席。根強い人気を証明した。

 ステージでは「こんな大変な時に、こうして駆け付けてくださって本当にうれしい。無事に今日を迎えられたのは、幸運に幸運が重なりまくったということです」などと感謝の言葉を投げかける場面も。70歳のアニバーサリーツアーでの公演ドタキャンが騒動になったり、ステージでのパフォーマンスに批判の声が飛んだこともあったが、声量といい、変わらぬベルベットボイスで観客を楽しませた。

■「歌を通じて自分史を確認」

「これをやるんだという覚悟、ソロで半世紀やってきた誇り、この状況でも歌えていることへの喜びを感じました」とは、昭和歌謡からの音楽シーンに詳しい構成作家のチャッピー加藤こと加藤剛司氏である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景