著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

沢田研二への老害批判 昔からのスタイル貫いて何が悪い?

公開日: 更新日:

 ジュリーこと沢田研二(70)が、超がつくくらい久しぶりにクローズアップされた。10月17日、さいたまスーパーアリーナでのコンサートを開演直前に中止し、「客席がスカスカではできない。僕にも意地がある。今回はファンのみなさんに甘えさせてもらった」と発言している。

 僕が今回興味を持ったのは、ことの顛末より、世の中やマスコミの反応の方だった。まず沢田の容貌がずいぶん変わってしまったという驚きの声が多かった。中尾ミエ(72)は「ドタキャンする前に痩せろ」とコメントしていたが、さすがは数少ない沢田の先輩(渡辺プロダクションで一緒)だと思わせた。

 9000人入場予定のところに7000人しか集まらなかったというが、7000人ものファンが集まること自体、すごいことだと思う。「そのファンのために歌うべきだった」という声や、「いや集客するプロのイベンターがお粗末」という反論意見もあった。

 もっとも、さいたまスーパーアリーナで9000人集客というのは、さすがに素人考えでもスカスカのイメージになると思う。なにせ最大3万人、少なくとも1万数千人が入るハコだ。ジュリーが「スカスカ」と思ったのも分かる気がする。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 4

    日テレ退職の豊田順子アナが定年&再雇用をスルーした事情…ベテラン局アナ「セカンドキャリア」の明と暗

  5. 5

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    阿部巨人“貧打の元凶”坂本勇人の起用に執着しているウラ事情…11日は見せ場なしの4タコ、打率.153

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    フジ・メディアHD株主総会間近…328億円赤字でも「まだマシ」と思える系列ローカル局の“干上がり”ぶり