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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

年相応の体型が示す…“ジュリー”を捨てた沢田研二の美学

公開日: 更新日:

 観客動員数が予定に満たなかったと、「さいたまスーパーアリーナ」公演をドタキャンした沢田研二(70)。当然のようにバッシングが起きる一方で、GS時代に覇を競った堺正章のように「理解できる部分はある。それが沢田の美学」と認める声も少なくない。

 ドタキャンは「沢田らしい」ともいわれる背景にあるのが、これまで貫き通してきた沢田のポリシー。ソロ歌手として一時代を築いた沢田の全盛期は強烈なインパクトがあった。メークとセクシーな衣装で甘く切なく歌う姿は男をも魅了。「アイドルが束になってもかなわない」といわれるほどのスーパースターだった。ビジュアル歌手の先駆者であり、後輩歌手も憧れる存在だが、当時は「男が化粧して」と非難する声もあった。

「沢田はシーソーのように味方半分、敵半分でバランスが取れる歌手を理想の形としている。化粧や衣装で賛否が起こり騒ぎになることは織り込み済み。嫌いな人も騒ぐほど関心が高いことの証明。今回の騒動も他の歌手だったら批判しか起こらないが、沢田だから賛否が起きた。年を取っても沢田の根底にあるものは変わっていないと感じた」(芸能関係者)

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