「ボク恋」はツッコミどころ満載と賛否 ブッ飛び設定が続く日テレドラマ

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 しかし、持ち前の間の悪さと人の良さで、殺すタイミングを失うどころか、何者かに命を狙われ続ける美月を助けてしまい、美月からボディーガードを頼まれてしまうというところで第1話が終了した。

 サスペンスものかと思ったら、清掃会社の従業員にほぼためらいもせず暗殺のミッションを任せる秘密組織や、いきなり銃を使いこなしている柊、命を狙われる立場だと分かっているのに、知らない人からもらったいかにも怪しいアロマキャンドルを不用心に焚く美月、防犯カメラのある場所で堂々と顔出しして殺し合う殺し屋、デスプリンスと呼ばれるナルシズム満載の殺し屋など、第1話放送後の感想としては「ツッコミどころに事欠かないドラマ」という印象だった。

■トンデモ設定がスパイスになる可能性も

 日本テレビ系の日曜ドラマ枠は『あなたの番です』や『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』などサスペンスに軸を置いたドラマを生み出してきた枠ではあるが、ぶっ飛び設定と、ツッコミどころの多いコントのような展開は前クールの「ネメシス」や「恋はdeepに」のような既視感を覚える。

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