“金がすべての尺度”…DaiGoホームレス差別発言での炎上は当然の帰結

公開日: 更新日:

 そもそも「個人の意見」と予防線を張らなければいけないのなら大々的にSNSで世界中に発信すべきではないし、発信した時点で責任が生まれる。実際にホームレスを少年たちが殺した事件が過去にあり、この件で同じような事件が起こってしまったら…?と考える「想像力」はDaiGo氏にはなかったのだろうか?

 そして仮に優劣があると定義づけたところで、どんなメリットがあるのか? 確かに私たち人間には「能力差」はあるが、それはあくまで個体差であり、優劣と言い切れるものではない。

 誰しもが、明日ホームレスになったり、生活保護を受給しなければ生きていけなくなる可能性があるのだ。人が何に価値を置くのかは人それぞれだからこそ、人に優劣があると言い切れる人の方が今の社会には適切ではないと思う。

 この件についてDaiGo氏は13日22時半過ぎに、ユーチューブライブを行い、素直に自分の勉強不足を認め謝罪をした。その姿勢に少し救われた気持ちにはなったが、ファンとみられる称賛のコメントが動画内で多くみられたことが逆に怖くもあった。

 DaiGo氏が本当の意味で、人の心を"理解"できる日は来るのだろうか?

(文=水野詩子/ライター、コラムニスト)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る