橋幸夫の歌手引退宣言は「生涯現役」宣言!“閉店セール”全国160カ所ツアー行脚から始まる次の一手

公開日: 更新日:

 その勝ちパターンのひとつとして、草刈正雄を挙げた。老いや、ちょっと間抜けな一面を見せることで仕事が増え、企業や若者からの人気がそれを下支えしているのだという。

「80歳だけどモテる男、橋さんにはいつまでも色や艶でいって欲しいものですね。世の中の元気なおじいちゃんたちもモテるというお手本になるのではないでしょうか」(前出の広告プロデューサー)

「歌手にも定年が必要で、それには誰かが先陣を切らなければ」と橋は会見で語る一方、芸能界引退ではないとし、将来に意欲的だ。「俳優業はオファーがあったら受けます。時代劇なんかはやりたいなと思う。書の世界やスプレーアートにも興味がある。寿命がある限り、命を大切にして、新しい夢に向かっていきたい」という橋。さらに介護にも意欲を見せているという。閉店セールじゃないが、歌手としてゴールを決めることで、逆にパワーアップしたような面持ちなのである。

■永遠の“モテ男”の元気の秘訣は…

「橋さんは還暦を過ぎたときに体を鍛え直すと決意し、外やプールでのウオーキングやストレッチに励むようになったそうです。ステージの衣装は細かいものまですべて自分で用意し、認知症予防にも熱心です。食事も好き嫌いせず、栄養バランスを心掛けている。『とにかくじっとしていたら駄目、動くこと』を信条にして、会報誌の誌名を『ひらめき』から『ときめき』へと変更したりしています」(スポーツ紙芸能デスク)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋