さいとう・たかを先生、安らかにお眠りください…30年前の銀座のBARでのエピソード

公開日: 更新日:

ゴルゴ13」のさいとう・たかを先生がゴルゴの最終回を描かずに逝ってしまった。今年の7月に201巻で「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定され、9月6日に更に新刊202巻を発売し、私の925のお祝いの前日9月24日に現役バリバリの84歳で亡くなってしまった。先生、お疲れさまでした。ご冥福をお祈りいたします。

 疲れた時には眠って直す、その町の情報はその町で働く人に聞く、俺の後ろに音も立てずに立つな、スイス銀行、続けて二度三度と味わえる女はざらにはいない、要件を聞こう。など、私は主人公・デューク東郷からいろいろ学んだ。そしてもちろん子どもの頃からものまねもして、5年ぐらい前には自分の中のほぼ完成形のゴルゴが出来上がり、舞台などでも度々登場させてきた。太い眉毛、もみあげ、意外と狭い額などを自分ののっぺりした顔に黒ペンでガッツリ描くので、きれいに落とすのも時間がかかり、早替えが間に合わず中途半端なグレーな顔色で次のシーンに出てしまったことも。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言