和田アキ子「悲願の紅白復活」滑り込みセーフなるか? TikTokで“計画的”新曲がバズり中

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「ファンキーでノリがいい楽曲はジャズやブルースをルーツに持つ和田さんの歌唱法に合っていて、若い人にも受け入れられました。耳に残るサビ、“踊ってみた”もやりやすいTikTok向きのダンス、印象的なアニメーション、さらにインフルエンサーとコラボするなど、TikTokをはじめネット上でバズる方法が研究しつくされた完成度の高い仕掛けだと思います」

 井上氏によれば、かつてカバーアルバムを出した際にもその歌唱力の高さが話題になるなど、もともとネット上では、和田の“歌手としての実力”を受け入れる素地があったという。

■いまだに紅白への未練が…

 和田は1970年に「笑って許して」で紅白初出場。以降9回連続出場したが、79年に一度落選。しかし86年に復活し、2015年まで30回連続出場を果たした後、16年に落選。トリや司会も務めた功労者だっただけに、当時は、ラジオ「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)で、「今年は(紅白を)見ない」「NHKだけスクランブルかけてほしい」と恨み節。今年1月の放送でも、「自分で言って終わりたかったのに……」といまだに紅白への未練を口にしている。

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