最高の贅沢?巨匠リドリー・スコット作「最後の決闘裁判」を観に行ったら“完全貸し切り”状態だった

公開日: 更新日:

 言わずと知れた映画界の巨匠・リドリー・スコット監督の最新作『最後の決闘裁判』が15日より公開中だ。本作は14世紀末フランスで行われた最後の決闘という歴史的スキャンダルを、『フリー・ガイ』(2021)の注目女優ジョディ・カマーを筆頭に、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレックという豪華キャストを迎えて映画化した作品である。

 そもそも、いかなる作品であろうとも映画ファンなら監督がリドリー・スコットの時点で「誰が出ようが、何を描こうがとりあえず劇場に行く」というのが決まりというものだ。筆者もそれにならって公開から4日目、グランドシネマサンシャイン池袋へと足を伸ばすことにした。

■ある意味、最高の贅沢? 巨匠の作品を独り占め

『最後の決闘裁判』は次世代の映画館フォーマットBESTIA enhancedでも上映されていたが、筆者は通常上映の18時25分の回に狙いを定めた。映画への期待を胸に日中、ネットでこまめに予約状況を確認してみる。あれ、あれれ? ページの更新停止を疑うほどに全席空席のまま変化がない……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束