最高の贅沢?巨匠リドリー・スコット作「最後の決闘裁判」を観に行ったら“完全貸し切り”状態だった

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 そのまま時が流れ、上映時間へ。結局、直前のスケジュールが押したため、予約もできぬまま上映直前に劇場に駆け込んだのだが、チケット購入端末に表示される座席表は真っ白のままであった。「これはもしや……」と最後列真ん中の席を押さえ劇場へ入場すると、そこはまったくの無人空間。劇場貸切状態である。

 おいおい一体、映画ファンたちはどこへ行ったのだ。せっかく観るなら、200円多く支払って、BESTIAの方に流れてしまうのか。上映中、特等席にドカッと陣取った筆者の胸の内には、映画を独り占めできる喜びと、一方で道連れのない旅のような孤独感が去来するのであった。

■洋画邦画ともに話題作ばかり

 当然、コロナ禍という現状の問題もあるだろう。しかし、全国週末興行成績(興行通信社)を見ても、やはり10位圏外スタートということで苦戦を強いられている様子だ。同時に封切りとなった『DUNE デューン 砂の惑星』や、主演の岡田准一が土方歳三に扮した『燃えよ剣』、さらに先行する、ダニエル・クレイグ版ラストとなる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に話題だけでなく、観客まで“根こそぎ”持って行かれてしまったのか。

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