なぜKAT-TUNが? NHK紅白歌合戦「目玉なし」「新鮮味なし」で音楽業界の停滞ぶり露わに

公開日: 更新日:

 一年の掉尾を飾るNHK紅白歌合戦の出場歌手が19日に発表。しかしながら、初出場10組(紅組4、白組6)の新鮮味のないラインアップについては厳しい意見が多い。ネット上では「新人がいない」「周年記念て、見る側には関係あるの?」「論功行賞ばかり」といった声が上がるが、それも無理はないだろう。

 ジャニーズファンが沸いたのはKAT-TUNのデビュー15周年記念出場だ。赤西仁(37)、田中聖(36)、田口淳之介(35)が脱退し、メンバーの人数は当初の半分。昨年のNiziUがデビュー前に紅白決定した実績があるだけに、ジャニーズファンの中では今月デビューしたばかりのなにわ男子の出場が確実視されていたが、「(事務所の)先輩に席を譲ったのではないか」という、うがった見方まであったが、否定できないところだろう。

 北村匠海(24)率いるDISH//は結成10周年。「猫」は昨年レコード大賞の優秀作品賞を受賞しており、今更感が否めない。布袋寅泰(59)に至っては40周年と言われるよりも、東京パラリンピック開会式のデコトラでのライブパフォーマンスを理由にしてくれた方がまだわかりやすい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」