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細田昌志ノンフィクション作家

1971年、岡山市生まれ、鳥取市育ち。CS放送「サムライTV」キャスターから放送作家としてラジオ、テレビの制作に携わり、ノンフィクション作家に。7月に「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」(新潮社)が、第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞。

五木ひろしの光と影<30>「賞レースで必要なのは金であって、接待」レコード会社元重役が証言

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 若き日に渡辺プロダクション系列の芸能事務所でマネジャーとなり、現在は「サンズエンタテインメント」の会長を務める野田義治も、往年の賞レースの内幕について「この業界に詳しい人に任されるわけです。いつの時代もこの人に話を通さないとダメっていうのがあるんですね。現実問題、賞取りのときだけはそうだったですね」(「日刊ゲンダイ」2019年11月1日付)と明かしている。

 生前の野口修も抜かりなく“運動”に邁進していた。それが自分が出来る範疇の戦いだったからだ。プロボクサーやキックボクサーがリングの上で、歌手が舞台の上で戦うように、社長である自分にとっての戦場は夜の街なのである。(つづく)

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