六本木歌舞伎「ハナゾチル」A.B.C-Z戸塚祥太の使い方がもったいない!

公開日: 更新日:

 市川海老蔵の六本木歌舞伎の第4弾「ハナゾチル」が18日に開幕した。海老蔵はこの公演について「伝統文化を現代の皆さまに感覚的に感じていただくために、古典を少し面白くつくり変える」と語っている。選ばれた古典は、河竹黙阿弥の「青砥稿花紅彩画」、通称「白浪五人男」で海老蔵が弁天小僧を演じ、ジャニーズA.B.C-Zの戸塚祥太が共演している。

「つくり変える」と言うほどには改変していない。人物設定もストーリーも原作そのままで、むしろ歌舞伎座で普段は上演しない、「初瀬寺」と「浜松屋蔵前」の場も出すので、完全版に近い。初めて見る人にもストーリーが分かるようにするのは海老蔵のポリシーで、今回も「白浪五人男」の物語が分かり、楽しめる。

 そこに、戸塚演じる現代の青年がタイムリープして江戸時代へ行き、「白浪五人男」の世界に紛れ込むという設定が加わる。

 これを休憩20分を含めて2時間に収めるため、何よりもセリフのテンポが速い。録画を少し速く再生している感じで、「ファスト歌舞伎」とでも言おうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー

  1. 6

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 7

    ついに1ドル=163円突入で「円安倒産」ラッシュ深刻懸念…すでに前年同期から3割増

  3. 8

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    震災で家族を心配する選手たちに星野監督が怒号「おまえらは野球だけしとりゃあええんじゃ!」