著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

熱海五郎一座が開幕 一日も早く何も気にせず大声で笑える時代を願って

公開日: 更新日:

 今年もいよいよ新橋演舞場で熱海五郎一座が開幕した。コロナ禍になってもう3年目。仕方のないことだが、今回もいつもながらのマスクでの稽古場、そしてお客さまも全員マスクの観劇。

 いまだに公演中止のニュースが絶えない演劇界で、初日を開けられるだけでも幸せではあるが、まさかここまでこういう状態が長く続くとは思わなかった。以前のように満員のお客さまが何も気にせず大笑いして拍手や歓声を送れる客席が、一日も早く戻ってきて欲しいものだ。

 今回は「任侠サーカス~キズナたちの挽歌~」のタイトルで、ゲストに2回目の出演の浅野ゆう子さんと初の男性ゲストA.B.C-Zの塚田僚一くんを迎えてお送りする。

 ジャニーズの皆さんがよくキャスティングされるのは、もちろん観客動員が見込まれるという理由もあるが、彼らが非常に真面目で優秀なプロフェッショナルであるからだ。

 塚田くんは身体能力に優れ、歌・ダンス・アクションだけでなくアクロバットも素晴らしく、「サーカス」という設定はもちろん塚ちゃんありき、もう何回まわるのというぐらいバク転してくれている。そのうえ性格も明るく普通に「いい子」で、自分の息子か娘の婿にしたいぐらいだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋