松重豊「孤独のグルメ」続編は? テレ東“飯テロドラマ”増加で懸念される去就

公開日: 更新日:

 松重はそもそも最初に主演のオファーがきた時点で、「僕の中でも、プロフィールの汚点になるだろう」と語っており、人気が出てシリーズされても制作発表の場では、「ただ食べているだけで面白いって言われるのはいまだに心外です」「終わってもいいと視聴者が思ってもおかしくないくらいマンネリ。どこへ向かえばいいんだろうという気持ち」などと発言している。自身の出演作を観ることもほとんどないという。

“役者としてのやりがい”という意味で物足りなさを感じているのかもしれないが、ネガティブ要因はこれだけではない。身長188センチ、体重75キロの松重は普段からかなり少食。体型を維持するために摂生を心がけた生活を送っていることもで知られている。そのため、撮影に臨む日の前日から食事制限をして、完全に空腹な状態を作っている。そうした努力も年齢を重ねるごとにキツくなりつつあることが想像できる。

 ただ、ドラマ関係者は、“松重降板”の噂を一蹴する。

「現在、テレビ東京は"飯テロ"戦略と呼ばれるほど、下町グルメやお取り寄せをテーマにしたグルメドラマを制作しています。そのパイオニアとなったのが『孤独のグルメ』であり、松重さんは一番の功労者です。井之頭役は松重さん以外には考えられません。このまま終わることはあり得ません」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」