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吉川圭三映像プロデューサー

1957年、東京都生まれ。82年日本テレビ入局。「世界まる見え!テレビ特捜部」「恋のから騒ぎ」「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」などを手掛ける。現在、ドワンゴのエグゼクティブプロデューサー、早稲田大学表現工学科講師を務める。著書に「たけし、さんま、所の『すごい』仕事現場」(小学館)、「全力でアナウンサーしています。」(文藝春秋)がある。

ジェンダーギャップ指数120位を体現する日本の「女子アナ」の不条理

公開日: 更新日:

 小説「全力でアナウンサーしています。」で本当に伝えたかったのは“日本社会の歪さ”を「女子アナ」を通して描くことであった。日本は健全・安全・清潔・豊かな文化・食事もおいしい国だ。しかし、ジェンダーギャップ指数(2021年)が世界156カ国中120位の日本で、それを体現するのが、「女子アナ」という世界だと感じている。 

「容姿が採用基準」「30歳限界説」「プライバシーのなさ」といったそれらと闘う、日本の女性、女性アナウンサーたちの心の叫びのようなものが、私には聞こえてくる。(つづく)

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