伴大介さん 病魔をやっと克服…年を重ねるごとに円熟味を増す俳優になりたい

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伴大介さん(「人造人間キカイダー」主人公ジロー役)

 1972年に放送が開始された特撮テレビドラマ「人造人間キカイダー」。従来のヒーロー像とは異なる、善悪のはざまで葛藤する異色の主人公ジローを演じたのが伴大介さんだ。今年は「キカイダー」放送開始から50年という節目の年。今、どうしているか。

 ◇  ◇  ◇

「私は、大学卒業後に『劇団NLT』の研究生になりました。会社のために働くサラリーマンにだけは絶対にならないと決めていたんです。それで役者を志した。幸運にも研究生になって間もなくして、『キカイダー』の主人公役に抜擢されたんです。しかも原作者の石ノ森章太郎先生から伴大介という芸名まで付けていただきました。今の私があるのは、石ノ森先生のおかげですよ」

 当時「キカイダー」は、昭和のオバケ番組「8時だョ!全員集合」の裏番組として放送されたが、視聴率16%を超えるなど大健闘。伴さんの人気、知名度も一気に上昇した。

「キカイダー」は世界征服を狙うプロフェッサー・ギル率いる悪の組織「ダーク」と戦う。ダークに捕らえられた光明寺博士がジローに“良心回路”を仕込んで開発した正義の人造人間だ。次々と襲いかかるダークロボット。サイドマシンを駆り、キカイダーは戦い続ける。ヒーローものでありながら、深い人間ドラマがあり、人気を博した。

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