著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

池脇千鶴に「私のことは“ちいちゃん”と呼んでください」と言われ…

公開日: 更新日:

■応募者8000人の中から「8代目リハウスガール」に

 市川監督はCMディレクターとしても有名で「三井のリハウスシリーズ」で“ちいちゃん”を応募者8000人の中から「8代目リハウスガール」に選ばれた方でもありました。

「8000人もの中から選ばれた決め手はなんだったんでしょうか? 難航されました?」と選ばれた本人を前にして伺うと「すぐに決まりました。きれいなお化粧をして、きらびやかに着飾った子たちの中でセーラー服の素朴なちいちゃんは輝いてました。この子は違う」と、初対面でその才能を見抜いておられました。

 初めて選考理由を聞かされたちいちゃんは「ほんとですか? うまいこと言ってません?」「ほんとほんと」「監督、乗せるのうまいんだから」と、決してなれなれし過ぎず失礼のないように話している姿を見て“かしこい子やなぁ……”と感心したものです。

 その後「バランスを見て下さい」と弟役のオーディションにも立ち会いました。ちいちゃんは稽古の段階で完璧に台本を覚えていて、本番の撮影もスタッフが前で出しているプロンプ(カンペ)には目もくれず、母親役の田中裕子さんのしゃべりを見事にコピーしていました。

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