伊藤英明さんを忘れないで…キムタク武者行列報道に地元住民の切実な思い

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「皆の者、出陣じゃ!」。岐阜市で6日に行われた「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列。はかま姿となった信長役の俳優、木村拓哉(49)がこう声を張り上げたのを合図に、岐阜出身で、福富平太郎貞家役を務めた伊藤英明(47)を含む総勢83人が同市中心部の金華橋通りを北に向かって約1キロ練り歩いた。

 沿道には観覧エリアの抽選に外れた人も含め、県内外から多くの観衆が駆け付け、市によると、6日だけで市人口(約40万人)を超える46万人が訪れたという。

 地元シンクタンク「十六総合研究所」の試算によると、5日から始まった祭りの経済波及効果は約39億円に上るというから、「キムタクの経済効果」はハンパじゃない。日本各地では「ぎふ信長まつり」以外にも、山梨県・甲府市の「信玄公祭り」や、長野県・上田市の「上田真田まつり」などで武者行列が行われているが、これらの自治体でも今後、「おらが村にキムタクを」などという展開になるかもしれない。

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