ハイスタDr.恒岡章さん急逝に追悼続々…時代を超えて求められる音楽の形を体現

公開日: 更新日:

 Hi-STANDARD(ハイスタンダード、略してハイスタ)のドラム・恒岡章さん(享年51)が14日に急逝して悲しみが広がっている。

 恒岡さんは、あいみょん、チャットモンチーらさまざまなアーティストと共演。東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦(56)は「抑えきれずに歌い続けるようなドラムが大好きでした。その笑顔も! 止められない命について教えてくれた貴方のビートを、自分はこれから心の中で鳴り響かせ続けます」とコメント。マキシマムザホルモンのナヲ(47)、サンボマスターの木内泰史(46)、氣志團の綾小路翔(46)、RADWIMPS野田洋次郎(37)らアーティストたちが続々と追悼コメントをアップしている。

 ハイスタは1991年に結成し、メロコア(メロディック・ハードコア)インディーズバンドの旗手として活躍。2000年に活動休止したが、11年の東日本大震災を機に再始動し、現在も高い音楽性と熱量で絶大な人気を誇る。

 今回の訃報で驚いたのは世代を超えた影響力だろう。90年代の全盛期を知らない若者からの支持も高く、最近の80年代、90年代サウンドブームに相通じるものがある。音楽評論家の富澤一誠氏がこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然