大森「珈琲亭ルアン」で昔ながらのカフェオレとモーニングを満喫して思ったこと

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 謹賀新年。今年もよろしくお願いします。

 さて、今年最初に紹介するのは大森にある名店の珈琲亭ルアン。昭和47年創業、現在は2代目の宮沢孝昌さんが切り盛りしている。

 最近は個人営業の喫茶店が少なく寂しさを禁じ得ない。いつ頃から減ったのか? それはきっとカフェオレならぬカフェラテを出す店が増えた頃だろう。その頃まで喫茶店で飲んでいたのは間違いなくカフェオレ。それはドリップコーヒーとエスプレッソという入れ方や味の違いだけではない。高校生のアタシが隠れてたばこを吸い、平凡パンチを読みながら飲んでいた、そんな昭和という時代の味なのだ。そこで食べていたモーニングサービスは厚切りトーストにバターとイチゴジャム、そしてゆで卵が定番である。

 そんなモーニングが食べたくてウオーキングがてら大森まで遠征。じつは「断腸亭日乗」に品川から大森まで歩く、という記載があり、うれしくなって荷風気取りで早朝散歩。日の出直後の抜けるような冬の青空だ。放射冷却の寒さは還暦にはこたえるが、逆にキーンと冷え込んだ空気が何とも心地よい。セロトニンが出まくっているぜ。朝7時からやっているルアンのモーニングサービスはなんと昼の1時まで。慌てることはないが、やはりモーニングは朝がいい。

 池上通りからJRのガードをくぐると目の前にアーケードがあり、そこを右に曲がるとヨーロッパの古い山小屋風の建物がある。そこがルアンだ。

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