「力の支配」に今だけ金だけ 無法者の跋扈に狂乱の株価
トランプ米国の暴挙はマイナス要素になるどころか、東証も含めて、石油関連が買われる刹那。危うい高市の「危機管理投資」に群がるマネー、「積極財政」で動く“今だけマネー”。
危うさを秘めたバブルはいつまで続くか、落とし穴はないのか。ババを引くのは庶民なのか。
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国際社会の「法の支配」は風前のともしびだ。
トランプ米国が南米ベネズエラを攻撃。連れ去られたマドゥロ大統領は麻薬密輸の共謀など4つの罪で起訴された。5日に、ニューヨークの連邦地裁に初出廷したマドゥロは「私は無実だ。まともな人間だ」などと語り、起訴内容を否認。無罪を主張したが、米CNNによれば、最高で終身刑の可能性があるという。
独裁政権を築いたマドゥロが圧政を敷き、ベネズエラ国民を苦しめてきたのは事実だろう。しかし、だからといって他国による「力の支配」が容認されるわけではない。トランプ大統領の行為は、ウクライナ侵略を進めるプーチンロシアと同様で、明確な国際法違反である。
おぞましいのは、ベネズエラ攻撃について、トランプが同国の石油資源に狙いを定めていると臆面もなく明かしていることだ。米石油大手が数十億ドルを投じてベネズエラの石油インフラを修復し、「途方もない量の富」を掘り出すと話している。
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