岡本和真には追い風になりそうなブルージェイズの雰囲気とカネ “控えめコメント”で好感度もアップ

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「このチームは本当に仲間意識が強く、思いやりのある素晴らしい球団だった。シーズン中はみなが一丸となって成長、だれもが予想しなかったワールドシリーズに進出したんだ」

 これ、マックス・シャーザー(41)のコメントだ。

「このチーム」とは、日本時間7日に岡本和真(29)が入団会見を行ったトロント・ブルージェイズのこと。3勝3敗のタイで迎えた昨年のワールドシリーズ第7戦。ドジャースを土俵際まで追い詰めながら、惜しくも敗れた直後、多くの選手が泣き崩れるロッカールームで、シャーザーもまた、目を真っ赤に腫らしながらこう言った。

 メジャー通算221勝、過去にサイ・ヤング賞を3度獲得してナショナルズとレンジャーズを世界一に導いたメジャーきっての剛腕は、ひと癖もふた癖もあることで知られる。

 マリナーズとのリーグチャンピオンシップでは、交代を告げにマウンドにやって来たシュナイダー監督(45)を一喝、ベンチに追い返して後続を抑えた。アダ名は「マッド・マックス(怒りのマックス)」。そんな気難しいベテランが、敗戦後のロッカールームでナインとともに目に涙を浮かべながらブルージェイズというチームのムード、雰囲気をベタボメしたのだ。

 特派員のひとりがこう言う。

「チームリーダーで主砲のゲレロ・ジュニア(26)も、オフにFAになったビシェット(27)も有名な2世選手ですが、決してお山の大将ではない。ビシェットはたまに取材に来る日本人記者の顔まで覚え、丁寧に対応するほど。若手成長株で昨年ブレークした三塁手のバーガー(26)はシアトル出身でイチローのファン。『イチローに憧れて左打ちにした』なんてことまで話す。指導者としてマイナーからのたたき上げのシュナイダー監督のもと、生え抜きのゲレロ・ジュニアを中心に目標に向かってまとまる雰囲気がこのチームにはある」

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