「ブラッシュアップライフ」支持根強いワケ バカリズム脚本に“そろそろ飽きてきた”の声も

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 冬ドラマも終盤戦へ。世帯視聴率では、TBS系日曜劇場「Get Ready!」と、テレビ朝日系木9「警視庁アウトサイダー」が首位争いという状況だ。

「この2枠はこれまでも視聴率でトップ争いをしてきましたが、今期は全話平均2ケタに届かない可能性も。“医療”“刑事”という鉄板のテーマながら、クセの強い演出で、リアルタイム視聴の固定客が離れたのかもしれません」(テレビ誌ライター)

 視聴率でその2作品を追い、配信や録画での視聴やネットの評判を加味したオリコンの「満足度調査」でトップに立っているのがフジテレビ系月10「罠の戦争」、それを追うのが「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系=日曜夜10時30分)だ。

「『罠の戦争』は6年ぶりとなる草彅剛さん主演の人気シリーズで、分かりやすい復讐モノ。『ブラッシュ』は安藤サクラさん主演で、脚本を手がけるバカリズムさんワールド。全く方向性の違う2つのドラマが支持されているのは、健全だと思う」とテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「視聴率や満足度は作品の優劣を決めるものではない」と前置きしつつ、こう続ける。

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