市川猿之助にのしかかる賠償金地獄…映画「緊急取調室」公開中止なら20億円請求の可能性

公開日: 更新日:

「スーパー歌舞伎」も違約金が発生するか?

 一方、今月3日からスタートした歌舞伎座での公演「六月大歌舞伎」の、「傾城反魂香」(昼の部)で同門・澤瀉屋の市川中車と共演する予定になっていたが、幸いにも歌舞伎の演目においては違約金などは請求されないという。

「むかしから代役という保険制度があるからです。病気やケガになった時の互助組織です。もちろん心中までも想定しているわけではありませんが……」(梨園関係者)

 しかし、梨園関係者を心配させているのが澤瀉屋にとって唯一無二の十八番であるスーパー歌舞伎の演目だという。来年2月から新橋演舞場において「スーパー歌舞伎Ⅱ 鬼滅の刃」が予定されているからだ。

「猿之助が主演かつ総合演出を兼ねているんです。果たして誰がこの大役を担うのか、あるいは演目を変えるのか。このスーパー歌舞伎に至っては違約金が発生する可能性も否定できません」(梨園関係者=前出)

 現在、警視庁の取り調べに応じている猿之助だが、自慢の骨董品を処分しただけでは到底、カバーできない金額がのしかかる可能性がある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束