2023年上半期 忘れられない物故者たち…多くのアーティストが世を去った

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福岡弁が印象的だった鮎川誠さん

 シーナ&ザ・ロケッツの名ギタリスト、鮎川誠さん(1月29日、74歳、膵臓がん)も80年代に日本の音楽を進化させたミュージシャン。長身と口下手な博多弁が印象的。私がロック関係者に詳しい知人の結婚式の司会を務めた際、鮎川さんがスピーチに立った。

「新郎が生まれた1964年はビートルズがアメリカ初公演して日本のロックにとっても大きな年で……」などと話し始めた。その語り口には音楽への思いがあふれ出ていた。同年代のミュージシャンが亡くなる時代になり、寂しい読者も多いのではないか。

 ここにきて大物プロ野球選手の訃報が相次いだが、今年前半は門田博光はじめ杉下茂、中西太、北別府学らが他界。さらに芸能人は奈良岡朋子、団時朗、笑福亭笑瓶、直近では上岡龍太郎らが亡くなった。 合掌

(作家・松野大介)

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