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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「らんまん」好調の要因 神木隆之介という“神輿”を担いで支える世代も様々な4人の女優

公開日: 更新日:

 さらに江戸っ子の女将さん役で出演するのが53歳の鶴田真由。年齢バランスの取れた4人の女優が神輿の4本柱となり神木を担ぎ支えている構図に見える。

あいみょんの歌声に親近感

 朝ドラで欠かせないテーマ曲。今回はデビュー8年目のあいみょんが作詞・作曲・歌を担当。歌のタイトルは松坂の歌より2文字少ない「愛の花」。最近の若い人の歌は「歌詞が聞き取りにくいし、意味も理解できない」と馴染めないでいる年配者も、あいみょんには親近感を覚えているという。歌詞が分かりやすく聞き取りやすい。特に歌声は「癒やされる」という人も多い。

 音楽関係者も「朝ドラ効果であいみょんは男女問わず幅広い年齢層から支持を受ける歌手になる」と太鼓判。かつて歌謡界は「低音の魅力」のフランク永井、ハスキーボイスの森進一ら特徴のある声質の歌手もいた。近年は玉置浩二・米津玄師がハイトーンボイスで魅了している。癒やし系の歌声で魅了するあいみょん。爽やかな朝にぴったりマッチしている。

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