「ジャニーズ性加害」民放キー局、大新聞文化部は未だにスルー、外圧でしか動かない日本社会の悪しき縮図

公開日: 更新日:

 国際的な問題だからこそ、大人が、社会が防止する法整備の必要性が急務ということだろう。

 とはいえ、そうした国際的な趨勢と、日本国内の温度差はどうしたものか。山下達郎やデヴィ夫人のジャニー氏擁護のみならず、大阪の朝日放送テレビ(ABCテレビ)社長の山本晋也氏は会見で「事務所としても第三者委員会などで外部も入れて、しっかりやられている」とジャニーズを公に評価してみせた。

 平本氏は1980年代後半から、著書などでジャニー氏による性加害を告発してきた元ジャニーズJr.。今回は英公共放送BBCがドキュメンタリー「J-POPの捕食者」で全世界向けに伝え、世界的に問題視されようやく大手メディアも報じ始めた。それなのにジャニーズは藤島ジュリー景子社長が性加害の存在すら「知らなかった」とし、第三者委員会も名ばかりで、開くという会見も「詳細未定」で先延ばし。

「この期に及んでもジャニーズへの忖度を続ける民放キー局、大新聞も文化部はスルーで、社会部だけこの問題を取材し報じているところもありますからね。そうした状況をみて、絶望的な気持ちにもなっているのでは」と、芸能関係者は推察した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    打線強化急務の巨人が今オフ、トレード獲得に舌なめずりする日本ハム2選手の名前

  2. 2

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 3

    日テレが“打倒 VIVANT”へ総力をかけて挑むドラマ「俺たちの箱根駅伝」の勝算

  4. 4

    経済閣僚から相次ぐ「高市総理はリフレじゃない!」の無責任…にじむのは露骨な米国への配慮

  5. 5

    何ら新味なかった高市改造人事で期待できるとすれば、勢いづいた藤田維新の“大暴れ”くらいか?

  1. 6

    歌番組を見ながら紅白を考えた…来春メンバーが2人になる純烈が気になる

  2. 7

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  3. 8

    川島道行さんは闘病19年 脳腫瘍グレード2で5年生存率は7割

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    WEST.“史上最悪の空中分解”で前途暗雲…10年前のSMAP解散時を超える衝撃