山下達郎「私の音楽は不要でしょう」発言で大炎上…“裸の王様”と化しファン落胆の必然

公開日: 更新日:

 シンガー・ソングライターの山下達郎(70)が自らの発言で窮地に陥っている。

 山下は9日放送の「山下達郎 サンデー・ソングブック」(TOKYO FM系)で、ジャニー喜多川氏の性加害問題に関してメディアで言及したことを理由にスマイルカンパニーから契約解除された音楽プロデューサーの松尾潔氏(55)との件について弁明。番組の最後に「このような私の姿勢を、忖度あるいは長いものに巻かれていると解釈されるのであればそれでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」と捨てゼリフともとれる発言で締めた。これが大炎上し、山下の人権意識や社会性が問題視されるにとどまらず、過去のこの手の傲岸不遜な発言やエピソードがクローズアップされているのだ。

 山下はシュガー・ベイブを経て、76年アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビュー。「RIDE ON TIME」(80年)でブレークし、代表曲「クリスマス・イブ」(83年)は、「週間シングルTOP100入り連続年数」記録を2022年にも37年連続で更新中。


「サンデー・ソングブック」(当初はサタデー・ソングブック)は92年の放送開始からすでに30年以上。08年からは、それまで10年以上休止していた全国コンサートツアー「PERFORMANCE」を再開させ、コロナ禍での中断を経て、毎年1年間で50~60公演をこなしている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る