82歳・宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」大ヒットでスタジオジブリの“稼ぎぶり”が話題に

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 7月14日の公開から10日間で232万人を動員し、興行収入36億円を突破したのが、スタジオジブリの宮崎駿監督の劇場版アニメ「君たちはどう生きるか」。1937年に児童文学者の吉野源三郎が発表した同名小説に宮崎監督が感銘を受けて映画を手がけることになったという。

 新作長編は2013年公開の「風立ちぬ」以来、10年ぶりだが、今回はポスタービジュアルを除き、キャスト、あらすじ、主題歌などを明かさず、CMや予告編の上映などのプロモーションを一切行わなかったことが逆に話題となった。

 82歳にして再びヒットを飛ばしている宮崎監督は、これまで作品が完成するたびに引退宣言をしてきたことでも知られている。
 
《人生で最高に引退したい気分》(86年、天空の城ラピュタ)、《100年に1度の決意。これを最後に引退》(97年、もののけ姫)、《ここ数年で最高の辞めどき》(04年、ハウルの動く城)、《出来は上々で申し分のない引退のチャンス》(13年、風立ちぬ)

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