BIGBANGが見せつけた底力 不祥事、世代交代、パンデミックの“三重苦”克服し堂々の日本復帰

公開日: 更新日:

WATER BOMBカルチャーの浸透も

 ステージではDJタイムとライブが各20分で交互に行われ、アーティストたちもびしょ濡れになりながら歌とダンスを披露。中でも一番盛り上がったのはやはり大トリのD-LITE。圧倒的な声量と歌唱力で会場を魅了。「5年ぶりに日本で歌えてうれしい」と終始満面の笑みで、BIGBANGの大ヒット曲「FANTASTIC BABY」で会場の盛り上がりは一気にピークに。メンバーの不祥事、世代交代、パンデミックでのブランクを経てもなお変わらない底力を見せつけた。

 K-POPに詳しいローバー美々氏はこう言う。

「彼の歌唱力とビッグネームにもかかわらず、謙虚な姿勢が今回の日本復帰を後押ししたことがわかるライブでした。彼の登場はイベント自体のネガティブな印象を払拭し、K-POPの実力を改めて認識させた。また、WATER BOMBカルチャーも浸透するのでは」

 世代交代の早いK-POP界でBIGBANGはまだまだ“現役バリバリ”である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋