TBS「VIVANT」の憂鬱 制作費「1話1億円」も視聴率チョボチョボ…局内からはバッシングも

公開日: 更新日:

「正直、局内には微妙な空気が漂っています。『半沢直樹』の時の勢いは感じられない。制作費とキャスティングを考えたら今の2倍以上の数字が欲しいところですから」と、ため息交じりに証言をするのはTBSの幹部局員の一人。

 7月期連続ドラマの超目玉作品と早くから話題になっていた日曜劇場「VIVANT」だが、いざ始まってみれば、局内の評価は二分するどころか、むしろバッシングの対象になっているという。

 ドラマ「VIVANT」は堺雅人(49)演じる商社マン・乃木憂助が不正送金事件の犯人に仕立て上げられてしまう。奪われたお金を取り戻すべくバルカ共和国へ飛ぶが、爆破テロ犯に間違えられてしまい、現地警察から指名手配されてしまうのだ。警視庁公安部の野崎守(阿部寛)や医師・柚木薫(二階堂ふみ)らに助けられながらなんとか日本に帰国するというのがこれまでのストーリー。ドラマ「VIVANT」が話題になった理由は豪華出演陣と制作費に尽きる。主演の堺を筆頭に阿部や二階堂。さらに松坂桃李小日向文世檀れい二宮和也、そして役所広司らが名を連ねているのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因