数字が稼げるジャニタレの新会社移籍にTV業界が安堵するワケ…“ズブズブ依存”に変化なし

公開日: 更新日:

■「ジャニーズのいないテレビはつまらない」という声

「29日放送のミュージックステーションの3時間スペシャルで、ボーイズグループ『BE:FIRST』の出演が話題になりましたが、かたやジャニーズから出演したのは『Sexy Zone』だけでした。そのためか番組自体が盛り上がりにかけ、特にジャニオタから『ジャニーズのいないテレビはつまらない』といった声が多くあがりました」(芸能ライター)

 年末にかけてNHK紅白歌合戦などの特番が目白押しで、番組にジャニーズ勢が出演しないのはファンだけでなく、局にとっても打撃なのは言うまでもない。

「歌番組だけでなく数多くのドラマ、バラエティを席捲しているジャニーズタレントが新番組や特番から一掃された場合、その穴を埋められる上に数字が取れるグループやタレントはそれほど多くありません。テレビ局が新規のキャスティングを見送っているのは、ジャニーズ事務所と契約を結ばないとしているスポンサーの意向に従っているからです。今回補償とマネジメントが分離され、ジャニーさんとの結びつきを絶ったエージェント会社が再スタートし、補償が着実に実施される中でスポンサー契約が戻れば、テレビ局は心置きなく再スタートしたジャニタレを起用できるでしょう。今年の紅白で2組の旧ジャニーズグループが採用されると見られています」(前出・芸能ライター)

 テレビ業界の“ジャニーズ依存”の構図に変化はないという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  2. 2

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 3

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 4

    炎天の弔辞で高橋克典が読み上げた「芸能界のドン」秘話…ケイダッシュ川村会長告別式

  5. 5

    叡明(埼玉)中村監督「あくまで地元に特化したい。全国から選手を集めることは全く考えていません」

  1. 6

    中居正広氏に新事実報道!全否定した“性暴力”の中身…代理人弁護士は「出どころ不明」と一蹴

  2. 7

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  3. 8

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  4. 9

    嫌というほど味わった練習地獄と主力との待遇格差…俺の初キャンプは毎日がサバイバルだった

  5. 10

    ドジャース「投手」大谷翔平がMLB最大落差の“魔球”を温存する狙い…リハビリでは「実戦でもっと試したい」と