著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

福原遥&水上恒司の映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」興収28億円に迫る大ヒットの兆し

公開日: 更新日:

 12月8日に公開された「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(松竹)が大ヒットの兆しをみせている。小説が原作の実写映画で恋愛ものという、最近では珍しくない設定のため、興行的な大ヒットは予想されていなかったが、公開3日間で観客動員数が約24万6500人、興収は約3億2200万円を記録。同じく公開初週の「窓ぎわのトットちゃん」や、海外でもすこぶる評価の高い「ゴジラ-1.0」と競った結果の初登場第2位は大健闘だといえるだろう。

「あの花──」の主演の福原遥(25)は過去の主演作品において、女優としての実力は十分ながら数字(興収成績)が伴わないという指摘もあったが、今作はそんな下馬評を覆して数字を伸ばしている。

「福原は2018年3月公開の『女々演』で主演デビューして以来、3本の作品で主演を務めていますが、どの作品も興収成績は製作費用をギリギリ回収するぐらいでした。昨年後期の朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』で知名度がアップし、“朝ドラ効果”が興収にどんな影響を及ぼすか注目されていたのが今回の『あの花──』でした」(芸能関係者)

「あの花──」は通常興行より若干多めの333館で上映されることが決まり、少々公開館数が多過ぎるのではないかという声もあった。しかし、前述したように滑り出しは順調で、SNSをのぞいてみると<人生で一番泣いた映画になるかもしれないくらい泣いた。ただの恋愛映画じゃない><泣いた。大号泣。見終わってからも胸が一杯。ラストは判っていても、2人には結ばれて欲しかった>という絶賛するコメントが並んでいる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景