俳優・田中要次さんが愛猫語る「姉妹猫に顔をうずめる変態でありたい」

公開日: 更新日:

 うちの猫たちは全員女である。クマコ10歳、チャイ9歳、サビ8歳の年子3匹に、末娘のグリ1歳。そして妻だから、私以外にうちに男はいない。男は私一人でたくさんなのだ。

 4姉妹猫と妻に囲まれ、ハーレム状態で私がデレデレしているだけかというと、現実はそう甘くない。猫のトイレ掃除は私の役目だし(ウンチのしみひとつ残さず完璧に奇麗にできるのは私以外にない)、「猫が吐いてるよ」と妻が言えばすぐに処理に向かうのも私だ。

 私は猫歴トータル45年ぐらいにもなるが、妻も昔から猫と暮らしていた。そもそも私たちが結婚したのは、交際中に泊まっても翌朝は飼っていた猫タマの面倒をみるために帰らなければいけない彼女を送迎するのが面倒になったからでもある。それに深夜、彼女と私が布団で眠っていると、他人にはなれないタマが潜り込んできたのも要因のひとつだ。「2人の関係を認めてやるよ」という意思の表れのようで、彼女も驚いていた。

 私が結構きちょうめんに猫と接するのに対し、妻はスパルタである。タマの次にスズという猫を迎えたとき、威嚇をし続けるタマの態度に激高した彼女は、「どうして仲よくできないの!」と、2匹を浴室に一晩閉じ込めた。翌日、不思議なことにタマの威嚇は消えていた。こんな荒療治は逆効果になることもあるのだが、彼女のスパルタには特別な力があるらしい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」