「Believe」第2話の脱走劇は《キムタク△演出?》…結局“50歳のカッコ良さ”押し売りで辟易

公開日: 更新日:

《プリズン・ブレイクか、大脱走って映画みたいにしたいのかなとあんまり面白くなくなってきたね》

 当初、橋づくりに情熱をかける中高年の話かと思っていた視聴者は、突然の脱走劇に戸惑っているようだ。展開は無実の罪を着せられた兄を救うために刑務所に趣き脱獄を試みる、米人気ドラマ「プリズン・ブレイク」や、冤罪で投獄されたが希望を捨てずに脱獄した男の映画「ショーシャンクの空に」などを彷彿とさせるからだろう。

「服役中の50歳の設定にもかかわらず、丸刈りでもなくやつれてもなく、白髪すら見当たらない。強くて頭がキレて応急処置もできて、刑務作業も完璧で…という欠点のない役に、逃走劇が加わったことで《「あー…」って感じ》などと、キムタクをかっこ良く見せようとする演出に辟易の声が散見されます。1月期の木曜ドラマ『グレイトギフト』で“カッコ悪い”、“うだつが上がらない”主人公を演じた反町隆史とは対照的です。50歳を超えて、そろそろ“カッコ悪いキムタク”が見たいという視聴者は少なくないのに」(テレビコラムニスト)

 もっとも、昔からのファンからは《キムタクはやっぱり天性のアイドル》《キムタクはやっぱり天才だと思う どんな役でも自分のものにしてしまう演技力に感動する》などと好評のようだが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々