松本人志「ミヤネ屋報道」に他局社長が異例の苦言…カギを握る性加害告発A子さん出廷の有無

公開日: 更新日:

「芸能ネタとか社会ネタとか別にして、きちんと自分のところで情報の真偽を確認しないとダメですし、うわさ段階で報じるのはメディアは強力な力を持っていますので、いたずらに誤った情報を拡散するのは慎まないといけない」

 MBSテレビ虫明洋一社長が、他局の番組に対して異例の発言をしたことが物議を醸している。17日、虫明社長がこう話したのは、週刊文春に性加害疑惑が報じられたダウンタウン松本人志(60)に関する「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ制作)の放送について。

 松本側と週刊文春発行元の文藝春秋側の3回目の裁判が8月14日に予定される中、松本の代理人を務める田代政弘弁護士は、文春報道を引用したミヤネ屋の放送が偏向報道であると読売テレビに抗議文を送っている。これに対して、読売テレビは「当番組では週刊文春側、松本氏側、双方の主張を紹介し、公平・中立な報道に努めています」と否定しているが、松本側はBPO(放送倫理・番組向上機構)への人権侵害の申し立てを検討しているという。

「読売テレビには『ダウンタウンDX』というドル箱番組があります。松本が活動休止してからも、同番組ではいつでも戻ってこられるように、松本の立ち位置をわざと空けています。ライバル局の社長が出したミヤネ屋への批判的なコメントに、身内による松本報道を懸念していたDXのスタッフからは“よくぞ言ってくれた”という声があがっています」(在阪テレビ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発