米大統領選「ハリスの楽勝はないのか」を考えてみた…バイデンが巧妙なアシスト

公開日: 更新日:

 それにはレーガンが最初に使い、トランプが多用する「MakeAmericaGreatAgain」に代わるキャッチフレーズが欲しい。こんなのはどうだろうか。

「BringbackpeacefulandprosperousAmerica(平和で豊かなアメリカを取り戻そう)」

 偉大な国よりも平和な国がいい。若者層にもアピールできるのではないか。

 もし人権派のハリスが大統領になったら、私は聞いてみたいことがある。沖縄で繰り返し起きている米兵たちによる性的暴行事件について、どう思うのか。起訴までは米軍が容疑者の身柄を拘禁し続けることなどを定めた日米地位協定を即刻、改定、または破棄すべきではないか。戦後一貫してアメリカの植民地であり続けた日本の“独立”を認めてくれ。

 トランプでは取り付く島もないだろうがハリスなら、もしかして……甘すぎるかな。

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い