NHKのパリ五輪テーマ曲が「耳に残らない」のはナゼ…YOASOBI「舞台に立って」は“おしゃれ”すぎる?

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 ネット上には《(20年東京五輪の)嵐の「カイト」あたりからテーマ曲と五輪が結びつかなくなった》なんて指摘も。

■「千鳥の鬼レンチャン」人気が象徴する「一般人は歌えなくてよい曲」の流行

 ある在京キー局のプロデューサーは「『カイト』のようなゆったりした曲調では盛り上がりにくいというのもあるでしょうが、フジテレビの『千鳥の鬼レンチャン』というバラエティー番組が人気になっていることと無関係とは思えないんですよね」と話す。

 歌うま自慢の芸能人などがカラオケで、さまざまな名曲、難曲のサビの部分を1音も外さずに歌って“10連チャン”できるかを競う番組だ。

「今の若い世代にとってシンプルで歌いやすい曲が、イコール名曲というわけじゃありません。ハイトーンでアップダウンも激しく、転調が繰り返されて歌いにくい曲を歌いこなせる人に、仲間内のカラオケでも拍手が送られたりする。実際、今どきのヒット曲は簡単に口ずさめないでしょ? 中高年の耳に残らないのも当然と言えば当然でしょうね」(前出の在京キー局プロデューサー)

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