イントロ、メロディーそしてボーカル…すべて「TOKIO」よりはじけたニューウェーブ
■コーラスに、のこいのこが参加
面白いのはコーラスに「パタパタママ」(1976年)やオノデンのCMソングで知られる、のこいのこが参加していることだ。印象的な「♪バッチュニン・バッチュニン」の声が彼女によるものだろう。
加瀬邦彦によるメロディーも「TOKIO」以上にぶっ飛ばしている。注目すべきはコード進行だ。一部マイナーコードは入っているものの、ほとんどがメジャーコードだけで構成されている。
さすがの「TOKIO」もある程度マイナーは入っていたが、こちらはメジャーだらけ。カラッカラに乾いているのである。つまり、歌謡曲には必須と言える憂鬱さや哀愁をほとんど感じさせないのだ。
ここまで人と曲と音をそろえられたら、沢田研二も腹をくくらざるを得なかったのだろう。ボーカルは「TOKIO」よりもはじけている。
レコーディングの後、加瀬邦彦はこう言って、沢田研二の頭を叩いたのではないか。
「うるせえよ」
そして、「でもジュリー、かっこよ過ぎだよ」と。




















