著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

清原果耶はていねいにセリフを積み上げ、存在感に「詩」を感じさせる女優

公開日: 更新日:

「マイダイアリー」(ABC・テレビ朝日系)

 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などで活躍した清原果耶が、10月20日スタートの「マイダイアリー」(ABC・テレビ朝日系/毎週日曜22時15分~)で主演する。社会人1年目の主人公が大学教育学部時代を振り返る構成になっている、ハートウオーミングなヒューマンドラマだ。

 清原をはじめ、放送中の朝ドラ「おむすび」では高校球児役を演じている佐野勇斗、朝ドラ「おちょやん」でカフェの女給を演じた吉川愛大河ドラマ光る君へ」の藤原彰子役で脚光を浴びた見上愛伊藤沙莉が主演した朝ドラ「虎に翼」で書記官を演じた望月歩といった精鋭の若手俳優が大学生を演じる群像劇。

 となると、若い視聴者向けというイメージを抱いてしまう人もいそうだが、決してそんなことはない。この大阪・朝日放送制作の「日10」ドラマは、清野菜名・岸井ゆきの生見愛瑠が好演した群像ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」を生んだドラマ枠だけに、今回も、むしろ、青春時代はだいぶ前のこととなるベテランのおとなたちの心にこそ響く、そういうドラマになりそうな予感がある(いずれも朝ドラや大河ドラマでおなじみの若手俳優だし)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?