結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

公開日: 更新日:

「リアルタイムと録画での視聴を合わせた総合視聴率を見ると、世帯も個人も『光る君へ』が『海に眠る』どころか、テレビ朝日の『相棒season23』も上回っています。視聴者が配信ドラマに流れつつある中で、今どきはもうNHKも民放もへったくれもない。民放の連ドラと比べて大河は制作費が倍以上というコスパの問題はあるとはいえ、単純に数字だけを比べれば、楽々合格点と言っていいと思いますよ」(テレビ誌ライター)

 結局、評価も数字も「光る君へ」の“勝利”というわけだ。

「道長役の柄本さんも《セクシー》などと評判になりましたが、やっぱり吉高さんは同性の支持率も高い。もともと演技には定評のある2人ですが、吉高さん見たさで《初めて大河を見続けた》なんて声も目立ちます。《可愛い》ともっぱらで、合戦好きのオールド大河ファンは一部離れたかもしれませんが、通年放送の大河に新たな女性ファンを獲得した一番の立役者は、やっぱり吉高さんです。力がなければ1年は引っ張れませんし、吉高さんの評価はうなぎ上りでしょう。歴代の大河と比べたら低い数字かもしれませんが、大きな変動もなく安定して推移したことが、その証です」(前出のテレビ誌ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方