バッテリィズが令和に「おバカ漫才」を蘇らせた!M-1グランプリ令和ロマンに肉迫した魅力をラリー遠田氏が解説

公開日: 更新日:

ボケ担当エースの明るく無邪気な「おバカキャラ」が魅力

 続く最終決戦のネタは、「世界遺産」。こちらも同じく、寺家の説明にエースがボケを連発するスタイルだった。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。

バッテリィズの漫才の魅力は、ボケ担当のエースさんの明るく無邪気な『おバカキャラ』です。知識がないことでピントが外れた受け答えをしてしまうのですが、その外れ方が常に受け手の想像を超えているので、不意打ちを食らったように笑わされてしまいます。しかも、エースさんの発言はでたらめなようで意外と本質を捉えているところがあったり、そこに彼の人間的な優しさも見えたりします。最終決戦の『世界遺産』のネタでは、昔の偉人の墓が大きいのはそれだけ偉大だからだという話をされて『俺のおじいちゃんもおもちゃいっぱい買ってくれたから! 俺のおじいちゃんも偉大やから!』と返すくだりは、笑えるけど泣かされるようなところもありました」

 どことなく昭和のにおいがするベタなしゃべくり漫才だが、“バカだけど愛嬌があって憎めない”というエースのキャラクターが大きなポイントになっているようだ。

「エースさんのキャラは唯一無二で、今後はそれを生かしたテレビの仕事もどんどん増えていくでしょうね」と遠田氏は付け加えるが、来年は、一気にブレークの階段を駆け上がりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 連覇を達成した令和ロマンについてもラリー遠田氏は解説している。関連記事【もっと読む】令和ロマンM-1グランプリ」連覇の大快挙!ラリー遠田氏が“お笑いAI”と評した天才的「場の空気の掴み方」…では、連覇の原動力を分析している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”