フジテレビ社員説明会は4時間半…社員の悲痛な叫び「日枝さん含め、役員総退陣を」「王様は裸」

公開日: 更新日:

 女性トラブルをめぐる閉鎖的な記者会見で、隠蔽体質が猛批判されているフジテレビ中居正広が芸能界引退を発表した23日、第三者委員会の設置とオープンな形でのやり直し会見を来週27日に開くことを決め、夕方から東京・お台場の本社で社員向けの説明会を開いた。

 同社社員によれば、説明会は港浩一社長と嘉納修治会長ら経営陣が社員からの質問に答える形で進められ、社員からは役員の責任や退陣を求める声が相次いだ。泣きながら質問する人もいたという。

 40年以上取締役に居座り、諸悪の根源とされる“天皇”日枝久相談役への言及も複数あった。

 信頼回復の方策について港社長がボヤけた回答をすると、

「具体性がない。例えば日枝さん含めて役員総退陣してアピールしてほしい」

 これには拍手が沸き起こったという。さらに、

「ここで退陣表明してくれたら明日から変われる。日枝さん、87歳、お年寄りですよね。『王様は裸』って言えなかったですよね。もう終わりにしませんか」

 説明会には500人以上が集まり、リモートで700人近くが参加。4時間半のロングランとなった。

 社員の悲痛な叫びは天皇の耳に届いたのか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも