中居正広の女性トラブル問題で再注目のドラマ「新しい王様」が描くテレビ業界の“病巣”

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 俳優の藤原竜也(42)演じるアキバと、香川照之(59)演じるファンド企業の代表・越中が手を握り、テレビ局の買収を企むというストーリー。ドラマではテレビ局の上層部やプロデューサーがどれほど絶大な権力を持っているのか、キャスティングなどを巡って女性をどれほど“食い物”にしているのか、という様子が克明に描かれている。

 もちろんフィクションなのは言うまでもないが、その描写は今回の中居騒動を彷彿とさせるのだ。

 香川といえば、東京・銀座のクラブホステスに対して胸を触ったり、キスしたりするなどして相手女性がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患った問題を「週刊新潮」が2022年に報じている。中居問題と全く関係ないものの、香川演じる越中の姿もまた、疑惑のフジ幹部社員と重なってしまうのだ。

「#新しい王様はフィクションです 新しい王様に特定のモデルはいません」ーー番組のSNSではこう注意喚起されているが、安住アナの言う通り、「フジテレビに限らず、テレビ局が社員を接待要員として使う体質があったのかどうか」。問題がフジ以外に“飛び火”しないかどうかを視聴者は見ている。

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