窪塚愛流「御上先生」好演で《似てる・似てない》論争に終止符…父・窪塚洋介よりマイルドな個性が“今”に合う

公開日: 更新日:

 松坂桃李(36)主演のTBS日曜劇場「御上先生」(TBS系)。23日に放送された最終回の視聴率は、平均世帯視聴率11.8%と2ケタでフィニッシュし、有終の美を飾った(関東地区=ビデオリサーチ調べ)。

「最終回後もSNSではドラマを振り返り、感想をつづる書きこみが止まりませんね。松坂さんが御上先生を演じたからこそ成り立った作品だったと思います。口癖の『そうだね』にはその時々のいろんな思いが込められており、演技力の高さを改めて痛感しました。もちろん生徒役たちの活躍も個性的でとても良かったですし」(エンタメサイト編集者)

 最終回は、次々回のNHK朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン、高石あかり(22)がメインのターンで、確かな演技力と抜群の個性を見せつけて「ばけばけ」への期待度を上げた。高石だけでなく奥平大兼(21)、蒔田彩珠(22)、上坂樹里(19)、影山優佳(23)……「御上先生」は若い俳優たちが演じる“高校3年生”のエネルギーを存分に感じられたドラマだった。

「生徒役の方々の演技をじっくり観察したかったので、毎回、目が忙しい『御上先生』でした。すでに有名な役者さん、まだまだこれからなという原石のような役者さん。いろんな生徒役の方がいましたが、個人的に注目したのは窪塚愛流さんです」と話すのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン