著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

公開日: 更新日:

 1995年6月16日生まれ、東京都出身。女性アナウンサーとしては高橋真麻、鷹西美佳、西尾由佳理、野村真季ら(メンツがシブい!)を輩出している東京女子大を卒業後、2019年にテレビ東京入社。局アナ時代は「よじごじDays」「ウイニング競馬」などのMCを担当して、23年3月末退社。

 普段は「あざとかわいいキャラ」で人気を集めているが、今回のドラマで演じている主人公の花恋も「あざとテク」を駆使する。今作はバラエティーでのイメージの延長上にある役柄だが、彼女には天性ともいえるヒロイン向きの華やかさ(言い方を変えると「主役体質」の素養)がある。今後は「あざとかわいい」イメージから離れた役を演じる機会が増えそうだ。

 彼女は恋愛ドラマとの相性もいい。実はそこが重要なポイントで、同世代の現在30歳前後の女優には王道の恋愛ドラマを得意とする女優が、意外と少ない。

 女優として生き残るためにはこの先の数年間が大事になるが、現状把握ができるアラサーの女優なら、「手ごわいライバルが出てきた」と森香澄を警戒し始めているに違いない。

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